院長コラム

第4回

“バランスのよい生活”が「骨粗しょう症」予防の要!

今年の夏は酷暑といわれ、梅雨だというのにすでに暑い日々が続いています。水分を取り過ぎ、あっさりした食事を摂りがちになります。つい食事のバランスに対する意識がおろそかになっていたりはしませんか?今回は、食の生活習慣も大いに影響する「骨粗しょう症」についてお話したいと思います。

骨粗しょう症とは、骨量が著しく減少し、骨がもろくなる全身性の病気です。骨粗しょう症にかかると、骨密度が低下して骨の中身がすかすかになり、転倒や小さな衝撃で簡単に骨が折れてしまうようになります。男女ともに発症することがありますが、特に多いのは女性、中でも閉経後です。また、高齢者に多い病気ではありますが、早い段階での予防が発症の確率に大きく関わっています。そもそも、骨の骨量というのは、20代の前半くらいまではカルシウムを摂取して運動をすることで蓄積されていくのですが、その後は、摂取した分だけ、消費されるようになります。したがって、摂取量が少なければ、どんどん骨量の蓄えは減っていくことになり、骨粗しょう症のリスクも高くなるのです。

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これを防ぐためにも、成長期にカルシウムの少ない食生活を送っていた人は、20~40代で充分な摂取を心がけるようにしましょう。骨を強くするカルシウムは乳製品や海藻類、小魚などに多く含まれています。野菜ならモロヘイヤや小松菜などがよいでしょう。カルシウムの吸収を助けるビタミンD(日光浴・ニシンの燻製など)や、細胞を刺激するビタミンKを含む食品(納豆・チーズなどの発酵食品)を同時に取ることも有効です。また、過度のダイエットや運動不足は、身体の骨量を大きく減少させる原因となるので気をつけましょう。自分の骨密度が気になる人は、まず一度、検診を受けてみることをおすすめします。

この病気の恐ろしさは、発症するとQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)が著しく低下するというところにもあります。骨折がなかなか治らず寝たきりになってしまう人や、背中が曲がってしまい引きこもってしまう人、また、それをきっかけに認知症やうつ病になってしまう人もいます。 日本の女性は世界でも群を抜いて長寿であるといわれています。しかし、平均寿命を越えても寝たきりになっては大変です。高齢になっても、日々を快適に過ごせるような身体を維持できるよう、偏食を避け、適度な運動をし、日に当たり、規則正しい生活を送るよう心がけましょう。よく働き、よく食べ、よく遊ぶ、バランス美人になることが、恐ろしい骨粗しょう症を予防する一番の策です。

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